Saturday, January 1, 2011

映画「Food, Inc.」を見て

2008年のこの映画、皆さんもうご存知でしょうが、実際に見られましたか。
カメリアは存在は耳にしておりましたが、2011年になって、拝見させていただきました。

周りでベジタリアンである人たちの多くはこの映画がきっかけで肉を断じたという人が多く、肉食なカメリアにとっては視覚に衝撃を受けるのではないかと恐ろしく見ずにいたのです。しかし、去年この映画のナレーターでもあるマイケル・ポーラン氏(Michael Pollan)の本「Food Rules」も読んだことだし、よし、見ずに入られない、とネットフリックスでオン。

結論から言いますと、多少グロテスクなイメージもあり、肉が美味しそうに捉えられている映像はありませんでしたが、カメリア、以後肉を食べています。でも、セールだからといってむやみにセールの肉を買い込むことは無論、なくなると思います。肉に限らず、野菜でも、保存食でもです。

少し詳しく言うと、この映画は消費者に今あるアメリカ(&たぶん他の先進国)の食文化を激変させる力に気づかせてくれるのです。消費者の需要に対し製造者の供給は変化します。消費者が質の高いもののみを希望し、そして商品だけでなく製造過程での環境や労働者へにも気を配る製造者のみから売買すれば、自然と業界がそのような慣行に成らざるを得ないのです。今安売りされているような肉や野菜は味や質だけでなく、環境への負担が多く、それを買い続けることによって製造者にその肉の需要を求めるシグナルを送っているのです。たとえば牛肉ならば、草原に放ち草を食べさせていた牛肉を買うことで、穀物ベースの食事をしていた家畜より心臓病をはじめ数々の病気をせず、ホルモン注射などもせず、安心でおいしく、引き締まった味の牛肉を希望することができるのです。そんなシグナルを送り続ければ、製造者も次第に流れに沿ってくれることでしょう。

現時点、家計にとっては易しくはないですが、できるだけ、自分と環境に良いチョイスを選んで生きたいと思っているのでこれからカメリアも賢い買い物運動に参加します。

さて、次の読書はポーランのもう一つのベストセラー、「The Omnivore's Dilemma」にしようかしらん。

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